AI技術の目覚ましい発展は驚かされることばかりです。テキストや音声を通じて人間との自然な対話を可能にした「会話型AI」や、指示によって画像を作る「画像生成AI」などの登場により、私たちはタスクの効率化やアイデアを具体的な形に出来るようになりました。
今回紹介したいのは「会話型AI」と「画像生成AI」を合体させたAIチャットです。自分や他人の作ったオリジナル画像と自然に会話が出来ちゃうんです。
会話型AIと何が違うの?と思うかもしれませんが違うんです(笑)
何が違うかというと
・性格を設定できる
・会話のシナリオを設定できる
・想像していなかった会話から新しいアイデアを得られる
これらをSeaArt.AIでは簡単にできちゃうんです。
初めは画像と会話することに何の興味も無かった私ですが、実際にやってみて色々な可能性を感じましたので記事にしたいと思いました。
もともと画像とチャットすることに興味がある方はもちろん、興味の無い方にも何かしらためになる記事ですのでぜひ読んでください。
今回紹介するSeaArt.AIの基本的な使い方はこちらの記事をお読みください。
結論
SeaArt.AIの画像AIチャット「サイバーパブ」では会話相手の性格、会話のシナリオを設定するとこができ、適切な設定をすることで理想の会話ができます。
詳細を自分で決められなくてもAIが自動でキャラクター設定をしてくれます。
楽しみ方は大きくわけて2つ。
・ある程度設定した世界観の中で会話を楽しむ
・AIお任せで設定した世界観で予期せぬ会話を楽しむ
個人的お勧めはAIお任せで設定した世界観で予期せぬ会話を楽しむことです。
まだ居ない第三者の存在があったり、自分の想像力を超えて話が進むことで新しいアイデアのヒントを得ることができるかもしれません。
生成された画像とAIチャットのやり方
ざっくり分けるとやり方は2つあります。
1つめは他のユーザーが作った画像とチャットする方法です。キャラクターの設定などがされていて世界観が作り込まれていたりします。SeaArt.AIでは「サイバーパブ」という機能でこちらを楽しむことができます。
手っ取り早くAIチャットを楽しみたい人にはお勧めです。
2つめのやり方は自分の作った画像とチャットする方法です。自分のこだわって作った画像と会話できるのって嬉しいですよね。
こちらは「サイバーパブ」に自分で作った画像とキャラクター設定を登録して他のユーザーも会話ができるように公開できます。(非公開にするには有料プランが必要)設定はAIにやってもらうこともできます。
では、SeaArt.AIのログイン方法の説明と、チャットのやり方説明していきます。
SeaArt.AIログイン方法
AeaArt.AIをはじめるには登録するだけ、登録作業も超簡単です。
ホーム画面の右上の「ログイン」を選択します。
次にログイン方法を選択します。Googleアカウントで登録が簡単でお勧めです。
次の画面でニックネームや興味のあることなど選択していき「私は18歳以上です」にチェックを入れて最期に「使用を開始する」を選択すれば登録完了です。
他のユーザーが作った画像とチャットする方法
ホーム画面にある「サイバーパブ」を選択。
選択した先にある画面に他のユーザーが作成した画像が表示される。チャットしてみたい画像を選択すると会話がスタートします。
画像には「アニメ、女性、男性、ファンタジー」等のタグがあり、チャットしたいキャラやシチュエーションを大まかに絞り込むことができます。
試しにチャットしてみました。
画像とチャットを開始すると画像のセリフに▶再生マークが出てきました。
こちらを選択するとセリフを音声で話してくれます。
画面右上から声の種類を選ぶことができるので好きな声に変えることもできます。
画面下の入力バーからメッセージを入力できます。こちらのメッセージに応じてメッセージを返してくれます。
AI「最近忙しいみたいだけど、ちゃんとご飯食べてる?」
に対して答えてみました。
「大丈夫だよ」と答えた場合。
AI「そう、良かった。ーー中略ーー実は新しいドレス買ったの。来週の休みにでも、一緒に着付けてもらえるかな?」
会って着付けを手伝う話になりました。
「あんまり食べれてないな」と答えた場合。
AI「それじゃあ、今日は私が晩ご飯を作ろうか」
ご飯を作ってくれることになりました。
このように、それぞれ違ったメッセージを返してくれました。この調子で好きなようにチャットしてみてください。
たまに日本語がおかしいこともありますが、ご愛敬でしょう。
自分の作った画像とチャットする方法
「サイバーパブ」画面左にある+(新しいAIキャラクターを作成)を選択。
「+キャラクター」を選択し、ローカルアップロード(ファイルからアップロード)か個人センターアップロード(SeaArt.AI内で作った画像)を選択。
今回は個人センターアップロードをしていきます。
画像を選択し、画面右上の「完成」を選択。
これから色々な設定をしていきます。
【キャラクター概要(任意)】
キャラクター詳細を入力、顔立ち、動作、衣装などを入力することでAIがキャラクターを生成してくれます
【構成ファイル(任意)】
キャラクター情報の入力されたJSONファイルをアップロードまたはリンクの貼り付けを行うことで、詳細設定を簡略化できます
【名前】
【キャラクターについて】
キャラクター性格の説明文を入力します。
【人格】
キャラクター個性の説明を入力します。AIがさまざまな状況でどのように反応するか設定できます
【音声】
複数の音声から任意の音声を選択できます
【最初のメッセージ】
チャットを開始すると最初に表示されるメッセージを入力します
【キャラクター紹介】
キャラクター紹介文を入力します、キャラクターリストに表示されます
【シナリオ(任意)】
より没入感を高めるためにシナリオを入力したり、関連する画像のアップロードができます
【会話例(任意)】
いくつかの会話例を入力することでAIがキャラクターの話し方をより理解しやすくなります
【カテゴリー】
複数あるカテゴリーの中から最大7つまで選択可能です。他のユーザーがキャラクター検索する際に使用します
諸々入力したら画面下の「プレビュー」を選択。
プレビュー画面下の「投稿」を選択すると作成完了となります。
「マイキャラ」選択し、一覧に表示された中から選んでチャットをすることができます。
設定がめんどくさい、いい内容思いつかないって人でも大丈夫です。AIが自動で設定までやってくれるんです。
キャラクター作成画面の右下にある「AI自動生成」を選択するだけでキャラクター情報を自動で入力してくれるんです。
私もこのタイプです。
では、自分で作った画像と少しチャットしてみましょう。
自動でSakura Yamamotoと名前が付けられました。
暖かい春の日ーー中略ーー小さな鉢植えを、まるで大切な荷物であるかのように、彼女は慎重に手に握りしめています。
画像では葉っぱのようなもの持ってますが、鉢植え設定なようです。
彼女は笑顔で、通りすがりの隣人に丁寧に会釈して挨拶します。
AI「おはようございます。素敵な日ですね。」
sakuraは少し驚いた表情になりましたが、すぐに丁寧な笑顔に戻る。
sato「うっす」
AI「うっす、おはようございます。今日はとても気持ちのいい天気ですね。」
小さな鉢植えを大切そうに抱えながら、相手の反応を注意深く見守る。
コミュ症なとこが出てしまいましたが会話になっています(笑)
sato「植木鉢どしたん?」
sakuraは嬉しそうに笑顔を見せ、植木鉢を差し出して見せる。
AI「これは私の友達ユキのために買った野菜の苗なんです。二人で裏庭に小さな菜園を作ろうと思っているんです。野菜を育てるのって本当に楽しみですよね。あなたも興味ありませんか?」
熱心な眼差しで相手を見つめ、一緒に始めるかどうか尋ねるような表情になる。
こんな感じで会話はもちろんですが、状況や表情の説明があることで想像力がかきたてられます。
また、想像してなかったユキという新たなキャラクター提案があったりと私の想像を完全に超えてきています。ユキというキャラクターの画像を作りたくなっちゃいました(笑)
まとめ
SeaArt.AIの画像AIチャット「サイバーパブ」のやり方を説明してきました。
誰かの作った画像か自分の作った画像と会話を楽しむことができます。
画像のキャラクター情報を細かく設定することで、狙った世界観で会話を楽しむことができますし、全てAI任せでも会話することができます。
私のお勧めはAI任せです。手間いらずなのはもちろん、それ以外として自分の想像力を超えて会話や展開があることがとても楽しいです。
興味がありましたらぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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